【銘柄診断】ティムコは利益重視の体質作りを進める、今期は増収益確保を想定

2011年5月31日 14:34

  ティムコ <7501> は5月9日に674円の高値を示現する突飛高を演じたが、値持ちは今ひとつでその後は再びもみ合い局面に戻ってしまった。今2011年11月期第1四半期決算は売上げが5億9700万円(前年同期比6億3400万円)、営業損失3900万円(同3000万円の損失)とやや低調な決算となった。

  今11月期通期では売上げ27億7600万円(前期比2%増)、営業利益5800万円(同121%増)の増収益決算を見込んでおり、業績は回復が見込まれている。現在、規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、着実な収益の向上に努める方針。

  フィッシング用品に関しては、これまで内水面に関連したフライフィッシング用品やルアーフィッシング用品を中心に展開してきたが、今後は海に関連した商品展開を強化し、新たな柱として成長させる。また、アウトドア用品に関しては、オリジナルブランド「フォックスファイヤー」のさらなる認知度向上とファン層の拡大に注力し、「フォックスファイヤーストア」の収益向上に努める意向だ。収益力アップの方向が株価に織り込まれていく可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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