Apple、クラウドベースの音楽サービス開始に向けて音楽レーベルと契約を締結

2011年5月23日 12:00

  headless 曰く、

 Apple は、新しい音楽サービスの開始に向けて、4 大レーベルのうち 3 社と契約を締結し、残り 1 社との契約も近いうちに完了する見込みとのこと (Reuters の記事その日本語版CNET Japan の記事より) 。

 新しいサービスはクラウドベースの iTunes サービスで、音楽の購入、保存、ストリーミング再生などの機能を提供する。情報筋によると、最初に Apple と契約を結んだのはワーナーミュージックで、EMI とソニーミュージックエンターテインメントが続いた。ユニバーサルミュージックも近く契約にサインするものとみられる。このサービスは 6 月 6 日までに開始される可能性もあるが、音楽出版社の合意も必要だ。そのため Apple は音楽出版社との話し合いを始めているということだ。

 以前のストーリーにあるように、クラウドベースの音楽サービスは Amazon Cloud PlayerMusic Beta by Google が先行して米国で開始している。ただし、ライセンス契約を結んでいないため、音楽会社から法的手段に訴えられる危険性をはらんでいる。なお、Amazon は自社の Cloud Drive サービスについて、アップロードされる音楽はユーザーのものであり、新たにライセンス契約を結ぶ必要はないとの見解を示しているとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップル

 関連ストーリー:
Googleもクラウド経由の音楽ロッカーサービスを発表 2011年05月12日
アップロードした音楽をストリーミング再生できる「Amazon Cloud Player」発表 2011年03月30日

 

関連記事

最新記事