スペースシャトル計画最後の打上げ、7月8日に設定
2011年5月23日 11:30
米航空宇宙局(NASA)は5月20日、スペースシャトル計画最後のフライトとなる、スペースシャトル・アトランティス(STS-135)の打ち上げについて、7月8日に実施すると発表した。
アトランティスの打ち上げ準備作業は現在、ケネディ宇宙センターで進められており、5月31日に39A発射台へ移動する予定となっている。
アトランティスの打ち上げはアメリカ東部夏時間7月8日11時40分(日本時間7月9日0時40分)に設定されており、このミッションは多目的補給モジュール「ラファエロ」を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に科学機器や水再生システムの部品などを運ぶ。
船長はクリストファー・ファーガソン宇宙飛行士、パイロットはダグ・ハーリー宇宙飛行士が務め、サンディー・マグヌス宇宙飛行士、レックス・ウォルハイム宇宙飛行士の計4人が搭乗する。
これがスペースシャトル計画最後の打ち上げで、救助ミッションの準備はなく、もしアトランティスに問題が起きた場合、宇宙飛行士らはISSに避難し、ソユーズ有人宇宙船による救助を待つ。
写真=NASA。
■NASA Sets Launch Date And Media Credential Deadlines For Final Shuttle Flight
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2011/may/HQ_M11-096_STS-135_Creds.html
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