【銘柄診断】浜井産業はシリコンウェハー業界向けにラップ盤の受注が伸びる
2011年5月20日 18:49
浜井産業 <6131> は好業績評価の流れに乗り着実な訂正高波動に入っている。工作機械業界の受注環境は、2011年に入り、外需を中心に前年同期を上回る受注獲得の状況が続いている。
特に同社の得意とする工作物の加工面を滑らかに仕上げるラップ盤は半導体シリコンウェハーの設備投資が始まりつつあるほか、デジタル家電向各種、ガラス基板およびLED用サファイア基板増産のための設備投資需要が、大きく寄与している。この結果前2011年3月期は売上げ82億円(前々期36億7900万円)、営業利益7億500万円(同4億9700万円の損失)と、驚異的な業績回復を果たした。
東日本大震災の影響などを織り込み今2012年3月期は売上げ80億円(前期比3%減)、営業利益6億8000万円(同4%減)の小幅減収益見通しでスタートした。ただ、四半期ベースの業績推移では前3月期の第4四半期の利益はあまり落ち込んでいないだけに、慎重な見通しは期中で見直される公算が大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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