エンデバー、国際宇宙ステーションとドッキング

2011年5月19日 10:45

 スペースシャトル・エンデバー(STS-134)は予定通り、アメリカ東部夏時間5月18日5時14分(日本時間18時14分)、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。

 ドッキングする前、エンデバーの搭乗クルーらは機体をゆっくりと宙返りさせ、ISSに滞在している第27次長期滞在クルーらはカメラを使って、数分間にわたって、エンデバーの全体を撮影し、耐熱タイルなどを点検した。

 コロンビアの空中分解事故以降、ランデブー・ピッチ・マヌーバと呼ばれるこの点検は毎回行われており、ISSから撮影された画像はジョンソン宇宙センターへ転送され、エンデバーの機体に損傷があるかどうか、今後さらに詳しく調べられる予定。

 ISSとエンデバーのハッチは、ドッキングの約2時間半後、アメリカ東部夏時間5月18日7時40分(日本時間20時40分)に開けられ、エンデバーの搭乗クルーらがISSに入り、第27次長期滞在クルーらと再会し、抱き合い喜んだ。

 エンデバーの搭乗クルーらは今後、第1回目の船外活動の準備作業を行う。なお、第1回目の船外活動はアメリカ東部夏時間5月20日3時16分(日本時間16時16分に始まる予定となっている。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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