シャープ、ドコモの3D対応「AQUOS PHONE」を製品化

2011年5月13日 11:00

 シャープは11日、Android TM 2.3を搭載したNTTドコモ <9437> 用のスマートフォン「ドコモ スマートフォン AQUOS PHONE SH-12C」を製品化し、5月20日に発売を予定していることを発表した。

 「ドコモ スマートフォン AQUOS PHONE SH‐12C」は、2つの800万画素カメラを搭載しており、本格的な3D撮影に加え、ハイビジョン画質の3D動画を画面上で映像を確認しながら撮影することができる。さらに、画像処理エンジン「ProPix」を搭載することによって静止画や動画を美しく記録できるほか、撮影環境に応じて最適な撮影モードに自動で切り替える「シーン自動認識」、フォーカスを合わせた被写体を自動で追尾する「チェイスフォーカス」など、多彩なカメラ機能も3D撮影に対応。液晶には3D対応の高精細約4.2インチQHD(540×960ドット)を採用しており、映像やゲームなどの3Dコンテンツも利用できる。

 さらに、別売りのHDMIマイクロプラグ(Dタイプ)に対応したHDMIケーブルを利用することで、液晶テレビ「AQUOS」の大画面で映像を楽しめるHDMI接続や、後日予定されているアップデートを行うことで対応する、Wi-Fi接続することによって多彩な連携が楽しめる「スマートファミリンク」など、多彩な機能を有している。

 さらなる成長が期待されるスマートフォン市場では、各社が今後、今年の夏商戦に向けて続々と新製品を発表していく。そんな中でイニシアチブを握るのはどのキャリアのどの製品となっていくのか、注目が集まる。

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