伊藤忠商事、アクティブ世代に人気のエアウォークを中国市場で展開
2011年5月10日 11:00
伊藤忠商事が日本市場においてブランド展開している「エアウォーク」(AIRWALK)について、このほど、ブランドホルダーであり中国でのエアウォークの商標権を保有する米コレクティブ ライセンシング インターナショナル社(Collective Licensing Intl. LLC)との間で中国市場(香港・マカオを含む)における独占製造販売契約を締結。中国の大手スポーツ小売チェーンであるSPORT100社(Shanghai Sport100Co., Ltd)とサブライセンス契約を結び、4月からSPORT100社の販売網を活用した中国展開に乗り出している。
商品の企画・生産は伊藤忠商事と伊藤忠繊維貿易(中国)有限公司が実施。成長著しい中国の消費市場を牽引する10代から30代までのアクティブで高感度な消費者層をターゲットに、アパレルとフットウエア、雑貨などを販売する。
エアウォークの販売拠点はSPORT100社の上海における市百一店東楼や来福士広場の店舗を含む直営店4店舗と、上海、武漢、成都、北京、重慶、杭州、天津、温州、寧波、常州、深セン、広州、昆明のフランチャイジー24店の計28店舗を予定。4月15日にオープンした市百一店東楼店をはじめ、中国各地で順次オープンしていく。今後は中国の主要都市を中心に販売を広げ、売上高は5年後小売上代ベース40億円規模に拡大する計画だという。