ヤマハ発、プールサイドシェルターをリニューアル発売
2011年5月2日 11:00
ヤマハ発動機は、屋外プールの設置に最適な日除けとして好評の「プールサイドシェルター」の仕様や機能を一新し、5月より発売する。
これまでプール施設専用の日除け(シェルター)を製造しているメーカーは少なく、他の目的で設定されたものを流用するか、現地製作で対応してきた。そのような中、ヤマハ発動機はプール本体の製造だけではなくプール施設に求められる理想の環境を検証し、より快適に安心して利用できる洗眼ユニットやシャワーユニットなどのプール周辺設備(プールサイドコンポ)の開発を実施。その一環として1995年より販売を開始した初代「プールサイドシェルター」は、プール施設専用に開発されたものが少なかった市場で、耐候性に優れ、素肌にもやさしいFRP製屋根と曲線を生かしたスマートなデザインが高い評価を獲得したという。
今回発売する「プールサイドシェルター」は、従来タイプのスマートなデザインはそのままに、新たに構造形式を「吊り屋根方式」に変更し、柱割りを見直している。また、屋根材にはプールと同じ耐久性および耐候性に優れたFRPを使用し、同素材の特徴である自由曲面を生かした形状で軽快なイメージを実現。支柱など主な金属部品はステンレス製とし、耐久性アップや清掃などのメンテナンス性も向上している。さらに狭い設置スペースにも対応。従来タイプと比較した場合(3.6mモデルの場合)全長で540mm、全幅で130mmのコンパクト設計を実現している。なお、販売計画は3年で国内75基を予定している。