火星の南極で予想以上に大量のドライアイスが見つかる

2011年4月28日 12:30

 ある Anonymous Coward 曰く、

 火星の極にはドライアイスがあることが知られているが、このたび NASA の探査機、Mars Reconnaissance Orbiter の地下探査用レーダーで観測を行ったところ、今までに存在すると思われていた量の 30 倍ものドライアイスが南極の地下に存在することが判明した (アストロアーツの記事NASA の発表) 。

 火星の大気はそのほとんどが二酸化炭素であることも知られているが、季節や地軸の変動によりドライアイスが昇華、火星の気候変動につながっていると予想されるそうだ。また、二酸化炭素は地球温暖化の原因ともされているが、火星では大気が薄く乾燥しているため、冷やす効果のほうが強いということも判明したとのこと。

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