ヤマハ発、5月20日に電動アシスト自転車PASの3機種を追加発売

2011年4月28日 11:00

 ヤマハ発動機は27日、20インチタイヤを採用した電動アシスト自転車PASの2011年モデル3機種を5月20日より発売すると発表した。

 1993年に世界で初めて電動アシスト自転車PASを開発・発売して以来、ヤマハ発動機では"人間感覚を最優先する"という開発当初の理念を受け継ぎながら、PASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきた。それにより電動アシスト自転車全体の市場も堅調に伸長しており、2010年の年間総需要は約38万台(前年比約104%出典:(社)自転車協会)となっているという。

 市場が伸長する中、同社は2011年も"もっと安心して長く愛用したい"というユーザーの多様化するニーズに応えるべく、モデルごとに最適なアシスト力・バッテリー容量・走行距離・カラーを設定するなど充実したバリエーションを展開。2011年モデルの大きな特長としてはサイクル寿命が従来比約2倍という長生きバッテリーの採用や製品保証期間の延長。また、自転車部品の仕様とデザイン性を高めながら、従来より約2から3%価格を抑えるという優れたコストパフォーマンなどが挙げられる。

 今回発売するのは、個性的なデザインとスポーティな走行性能を両立した「PAS CITY―X(パス シティ エックス)」、低床U字フレームで乗り降りしやすくお洒落な「PAS CITY-C(パス シティ シー)」、実用性に優れた仕様に加え、取り回しのしやすさが好評な「PAS コンパクト」の3機種。なお、これらの追加発売により、PASの2011年モデルは全11機種となるという。

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