米国人もヤード・ポンド法にウンザリ ?

2011年4月27日 11:30

  capra 曰く、

 本家 /. 記事「Why Does the US Cling To Imperial Measurements?」より

 メートル法を採用せずにいる地球上の 3 カ国のうちの 1 つである米国では、メートル法への転換に大きな抵抗があるようだ。メートル法を採用し変換していくには莫大な予算がかかるが、現状でも換算コストに多くのコストが割かれている (米国と同じ単位を採用しているリベリアとミャンマーを除く) 。

 米国内でも最大級の規模を誇る組織である軍では積極的にメートル法が使われているのにも関わらず、一般大衆はなぜこうもメートル法を嫌がるのであろうか。

 この件に一家言ある本家 /.er は数多くいるようで、本家では 2000 件を超えるコメントがついている。「ヤード・ポンドからメートルへの換算が大変なだけでなく、平方インチから平方フィートへの変換、液量オンスからガロンへの変換などヤード・ポンド内での単位間の変換も非常にややこしい」という当然とも言えるコメントや、「kilometer などメートル法では単位が複数音節の単語であることが多いが、inch、foot、yard、pint、quart などヤード法の単位の多くは単音節の単語である。単音節の言葉を好む傾向にある英語ではヤード・ポンドの方が馴染み深い」といった意見、はたまた「メートル法の国の出身だが、移り住んできてインチやマイルの実際の長さが一番しっくりくるようになった。センチはよく使われる最小単位としては短すぎる気がするし、キロメートルも同様に短すぎる気がするんだ」といったヤード・ポンドを愛するなどが数多く寄せられている。

 ざっと見たところヤード・ポンド法はややこしいといった声が大半なようである、「やはり」と思うと同時になぜメートル法への転換が行われないのか更に不思議になる。

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