アップルがサムスンを提訴する本当の目的、Android への対抗措置
2011年4月26日 11:30
ある Anonymous Coward 曰く、
Galaxy が iPhone や iPad のコピー製品であるとしてサムスンを提訴しているアップルの本当の目的は、ライセンス料を請求しない Android のビジネスモデルに対抗するためであるとのこと (Business Insider の記事、本家 /. 記事より) 。
大手企業から提訴された場合、時間、労力そして費用がかさんでしまう。そのため法的手段で対抗するとしているものの、最終的にはサムスンまたはアップルが提訴している他の企業はライセンス料を支払う形で和解することになるだろう。そうなれば、アップルは今後、堂々とライセンス料を請求することができるようになる。
ソフトウェアに対してライセンス料を請求するマイクロソフト、そしてハードウェア販売が収入源の多くを占めるアップルにとって、ライセンス料を請求しない Android のビジネスモデルは脅威となっている。もしサムスンが折れることになれば、OEM 企業は今後、Android に飛びつく前にコストがかかることを計算することになるだろう。つまり、Android は事実上「無料」ではなくなるとのこと。
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