東芝がAndroid 3.0搭載タブレット端末:「レグザタブレット AT300」

2011年4月20日 17:25

 東芝は20日、Android 3.0を採用した10.1型タブレット端末「レグザタブレット AT300」を6月下旬に発売すると発表した。

 同製品は10.1型LED液晶ディスプレイ(1,280×800)を搭載したタブレット端末。液晶テレビ「レグザ」の映像技術を応用した低解像度の映像を高精細化する「レゾリューションプラス」や、液晶ディスプレイの輝度や画面の色を周囲の環境にあわせ自動調整する「アダプティブ ディスプレイ」を搭載するほか、レグザやブルーレイレコーダー「レグザブルーレイ」の無線リモコンとして使用できる「レグザAppsコネクト」に対応する。

 CPUはTegra 2(1.0GHz)で、ストレージは16GB フラッシュメモリ(eMMC対応)、メモリは1GB。本体サイズは幅177mm×奥行273mm×厚み15.8mmで、重量は約765グラムとなる予定。駆動時間は最大約7時間。

 IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetoothに対応し、インターフェースとしてはHDMI出力端子、USB2.0コネクタ、mini USBコネクタ、ブリッジメディアスロット(SDカード・SDHCカード対応)、マイク入力/ヘッドフォン出力共通端子などを備える。

 また、本体前面に約200万画素、 本体背面に約500万画素のカメラを1基ずつ搭載する。

 タブレット端末として先行する米アップルの「iPad 2」は、液晶が9.7インチ、本体サイズが241.2mm×185.7mm×8.8mm、重量は601グラム(Wi-Fiモデル)か613グラム(Wi-Fi+3Gモデル)、プロセッサが1GHzデュアルコアの「Apple A5」を搭載する(関連記事)。

 レグザタブレットと同じ10.1型の米モトローラ製のタブレット端末「MOTOROLA XOOM」は、249mm×167mm×12.9mm、重量は約700gで、CPUはレグザタブレットと同じ「Tegra 2」を搭載する(関連記事)。

 3製品を比較してみると、プロセッサの性能はいずれも同程度。本体サイズでは、レグザタブレットの長辺が最も大きいが、厚みや重量も大きい。

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