NASA、商業有人宇宙輸送開発計画2の民間企業を選定
2011年4月19日 11:00
米航空宇宙局(NASA)は4月18日、第2回商業有人宇宙輸送開発(CCDev2)計画について、民間企業4社を選定したと発表した。
今回選定されたのはブルー・オリジン社(Blue Origin)、シエラネバダ社(Sierra Nevada Corporation)、スペースX社(Space Exploration Technologies)、ボーイング社(The Boeing Company)の4社で、割り当てられた予算はそれぞれ2200万ドル、8000万ドル、7500万ドル、9230万ドルとなっている。
それぞれの予算は商業有人宇宙輸送や商業有人宇宙飛行技術の開発などに使用され、今回の投資について、NASAのチャールズ・ボールデン長官は「我々はアメリカの宇宙船を用いて、アメリカの宇宙飛行士を安全に宇宙へ輸送することに全力で取り込み、海外政府に委託することを終わらせられるように努力している」と述べた。
CCDev計画は2009年8月に発表されたもので、民間企業による商業宇宙管理システムの開発を促進し、国際宇宙ステーション(ISS)やビゲロー・エアロスペース社の軌道上宇宙構造物などへの人員輸送を目的としている。第1回目の選定は2010年2月に行われ、5社が選定された。
写真=NASA。
■NASA Awards Next Set Of Commercial Crew Development Agreements
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2011/apr/HQ_11-102_CCDev2.html
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