東芝はトルコでの原発受注一時中断と伝えられるが堅調続伸
2011年4月11日 18:39
■東京電力も影響なくストップ高
東芝 <6502> は11日、前場404円(18円高)まで上げ、後場も堅調に推移したまま終値は402円(16円高)となり2日続伸。早朝、トルコからの報道として、トルコ政府が10日、東芝と東京電力 <9501> などが参加する日本向けの原発発注の協議を一時中断したことを明らかにしたと時事通信で伝えられたものの、株価には影響薄だった。東京電力は前後場ともジリ高で大引けはストップ高の80円高(500円)。
トルコが地中海岸や黒海沿岸で計画する原子力発電所の建設について、同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相は10日、日本との間で進めてきた原発発注の協議を中断したことを明らかにしたと時事通信が伝えた。中止は一時的なもので、6月にも再開できるとの見通しという。同国は2カ所で原発の建設を計画しており、5月には地中海岸アクユでロシアの原子力企業がトルコ初の原発建設に着工。日本の企業連合は黒海沿岸に計画されている2カ所目の原発受注を目指しているとした。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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