ギアナからソユーズロケット、年内に打ち上げ
2011年4月8日 11:30
フランス領ギアナクールーにあるギアナ宇宙センターで、ソユーズロケットの発射台が完成し、最初のソユーズロケット(ソユーズST)の打ち上げに向けて、準備が進められている。
欧州宇宙機関(ESA)によると、今週中にも承認レビューが行われ、管理がアリアンスペース社に引き渡される予定だという。アリアンスペース社は4月中に打ち上げに向けての準備、試験、リハーサルなどを開始する予定となっている。
最初のソユーズロケットの打ち上げについては、現在2011年第3四半期を予定している。
ギアナ宇宙センターからソユーズロケットの打ち上げについては、2007年6月にロシア連邦宇宙局、欧州宇宙機関(ESA)、打ち上げを担当するアリアンスペース社が正式に契約を結び、ロシア側から最初の4機を購入することで合意している。既にソユーズロケット2機がギアナ宇宙センターに到着している。
■Soyuz launch site ready for first flight
http://www.esa.int/export/esaCP/SEMUE17UPLG_index_0.html
【関連記事】
・ソユーズロケット、測位衛星「グロナスK」を打ち上げ
・プログレス補給船(41P)、打ち上げ成功
・ソユーズTMA-20、打ち上げ成功
・ソユーズロケット、軍事通信衛星を打ち上げ
・プログレス補給船(40P)、打ち上げ成功