医薬品生産額6兆8195億円 医療用が9割

2011年4月6日 11:00

 厚生労働省がまとめた平成21年の医薬品生産額は総額で6兆8195億8900万円と前年に比べ3%の伸びをみせた。このうち、医療用医薬品が6兆1742億200万円と全体の90.5%を占め、一般用医薬品が6166億100万円(前年比3%増、医薬品生産全体に占める構成比9%)、配置用家庭薬が287億8600万円(前年比0.4%マイナス)になっていた。

 次に、医薬品生産額を都道府県別にみると、埼玉県が6825億4500万円と全国生産額の10.01%を占めてトップ。次いで富山県(5735億5700万円、8.41%)、静岡県(5575億4300万円、8.18%)、大阪府(5054億1500万円、7.41%)、栃木県(3540億2800万円、5.19%)、東京都(3276億7600万円、4.8%)、兵庫県(3122億1800万円、4.58%)、神奈川県(3084億3600万円、4.52%)愛知県(2689億5800万円、3.94%)岐阜県(2554億6100万円、3.75%)になっていた。

 一方、医薬部外品の生産額は8228億800万円と前年より136億8400万円、率にして1.7%増加。平成17年を100として14.4ポイント増えた。(編集担当:福角忠夫)

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