ヤマハ発、お買い物スクーター「ビーノ モルフェ」のカラーを変更

2011年4月6日 11:00

 原付1種スクーターは通勤や通学を始め手軽に利用できる移動手段として世代を問わず支持を集めてきた。近年は電動アシスト自転車などの新たな移動ツールが台頭してきており、活況であった80年代前後より車種は減少したものの、その存在はやはり不動であり、近年はヤマハ発動機のJOGやビーノ、ホンダのディオ、スズキのアドレスなど安定した人気を誇るモデルもある。

 そのような中、ヤマハ発動機はお洒落なレトロポップスタイルの車体にフロントバスケットを標準装備した原付1種のお買い物スクーター、「ビーノ モルフェ」のカラーリングを変更し、2011年モデルとして25日より発売する。

 「ビーノ モルフェ」は、レトロポップなスタイリングと軽快な走行性で人気の「ビーノ」シリーズをベースに、走行中の荷物の飛び出しをやさしく防ぎ、中身を見られない巻き取り式のシャッター付きフロントバスケットや大型コンビニフック&フロントポケット、フロントバスケットの荷物で照射が遮られることのない低位置ヘッドライトなどを装備。買い物用途などでの利便性を高めた主婦層に人気のモデルとなっている。今回登場する新色は、シックな「ダークレデッシュグレーメタリック2」(ダークブラウン)。ポップなカラーリングで人気の継続の2色とあわせ、これまでと同じ3色展開となっており、どのカラーリングもスタイリッシュな印象となっている。

 一方ホンダは2月25日に「ディオ」と、車体一体型の大型フロントバスケット採用の「ディオ チェスタ」を一部改良させている。また、特別なカラーリングを施した「ディオ・スペシャル」も同日、1,000台の台数限定で発売しているという。

 昨今の地震の影響もあり、ガソリン不足が問題となっている中、機動力が高く、燃費やコストパフォーマンスに優れた原付1種スクーターがまた、注目を集めそうだ。

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