HTV2号機、大気圏再突入

2011年3月30日 15:30

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月30日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)が予定通りに軌道を離脱し、大気圏に再突入して廃棄されたと発表した。

 HTV2号機の軌道離脱マヌーバは計3回行われ、日本時間3月30日12時9分頃に、ニュージーランド東の海上上空120kmで大気圏に再突入した。HTV2号機のほとんどが大気との空力加熱で燃え尽きたが、一部が12時21分頃に南太平洋上に落下した。

 HTV2号機は1月22日にH-IIBロケットによって打ち上げられ、1月28日に国際宇宙ステーション(ISS)と結合した。ミッション期間は67日間だった。

 なお、HTV3号機は2012年前半にH-IIBロケットによって打ち上げられる予定となっている。

 ■宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機の大気圏への再突入完了について
http://www.jaxa.jp/press/2011/03/20110330_kounotori2_j.html

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