東日本大震災への米国でのSMS募金、救援組織に届くのは最長90日後。期間短縮を求め署名始まる
2011年3月26日 12:30
capra 曰く、
米国で携帯電話のテキストメッセージ(SMS)を利用した東日本大震災への募金に関して、救援団体に届くまでの期間短縮を求める署名運動が行われている(Network Worldの記事、本家/.)。
米国では特定の番号に指定された内容のSMSを送信することで、米国赤十字社やConvoy of Hopeといった団体に募金を行うサービスが提供されている。募金額は携帯電話料金と合算して請求されるため、手軽に募金することが可能だ。しかし、救援団体に募金が渡るのが携帯電話会社からの請求に対する支払い完了後であり、最長で90日先になるとのこと。ハイチ地震の場合は緊急扱いだったため募金がすぐさま救援団体に届いていたという。
そこで今回の募金もハイチ同様の緊急扱いとするよう、オンライン署名サイトchange.orgを通じて署名が呼びかけられている。発起人は米国サンフランシスコのカリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院3年生マサヤ・ウチノ氏。現在までに6万人以上の署名が集まり、Barbara Boxer上院議員から携帯電話各社に寄付の遅延を回避するよう要請する書簡が送られるといった動きなどにも繋がっているそうだ(change.org - Stop the Delay on Donations to Japan)。
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