大震災義援金は証券界全体で7億円に=犬丸正寛の話題
2011年3月25日 22:40
■日本証券業協会は単独で1億円を拠出
「東北地方太平洋沖」大地震では、証券界も義援金の拠出を相次いで決めている。日本証券業協会の1億円など証券界全体では、7億円ていどとなるもようだ。
証券界の総元締めの日本証券業協会は、16年前の阪神淡路大震災では、投信協会などとの連合体で1億円(内、協会としては1000万円)の拠出だったが、今回は日本証券業協会単独での1億円を拠出した。
全国の取引所では、東京証券取引所が当初の5000万円に追加で5000万円を加え合計1億円、大阪証券取引所も1億円を拠出した。名古屋証券取引所は300万円、福岡証券取引所と札幌証券取引所は有志によるものとしている。
証券会社では大和証券グループ本社と野村ホールディングスがそれぞれ1億円の義援金拠出を決めている。中堅では岡三証券と東海東京フィナンシャル・ホールディングスが各3000万円、岩井コスモホールディングスが2000万円、水戸証券、いちよし証券が各1000万円、インヴァスト証券300万円など、分かっているだけで、合計7億円程度に達する。
「現在のマーケットの置かれている状況は決して楽ではないものの、被災された方々のことを思うと少しでもお役に立てばという気持ち」(某証券会社幹部)ということだ。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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