ソユーズTMA-21、打ち上げ準備開始
2011年3月25日 11:15
国際宇宙ステーション(ISS)の第27次/第28次長期滞在クルーは打ち上げに向けて、いよいよ最終準備に入った。
3月22日、アンドレイ・ボリシェンコ宇宙飛行士、アレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士の3人は、ソユーズTMA-21の機体検査を行い、ソコール宇宙服を試着、座席シートや無線通信装置をチェックし、科学実験のレッスンを受けた。また、3月23日に技術管理会議も開かれ、ソユーズTMA-21への燃料注入も決定された。
ソユーズTMA-21は今後、組立試験施設へと運ばれ、トランスファ・コンパートメントとドッキングし、ペイロード・フェアリングに格納された後、ロケット組立施設でソユーズロケットにセットされる。
なお、第27次/第28次長期滞在クルーを乗せたソユーズTMA-21は4月5日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、3人はISSで約6ヶ月間の長期滞在を行う。
また、今年はユーリ・ガガーリン宇宙飛行士による人類史上初の宇宙飛行50周年にあたるため、今回のソユーズTMA-21は記念ステッカーなどが貼られている。
■22.03.2011. Космодром Байконур, филиал РКК "Энергия" им. С.П. Королева
http://www.energia.ru/ru/iss/iss27/photo_03-22.html
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