レノボ、中・大企業向けハイエンドデスクトップ「ThinkCentre M91/M91p」

2011年3月23日 17:53

 レノボ・ジャパンは23日、中・大規模企業向けハイエンドデスクトップPC「ThinkCentre M91」「ThinkCentre M91p」を発売すると発表した。

 同社によると、両製品はThinkCentreシリーズの中で最も高速なデスクトップPC。CPUに最新の第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用しており、「ThinkCentre M91」はSmallの1種類、「ThinkCentre M91p」はTower、Smallという2種類の筐体サイズが用意されている。

 共通の仕様は、チップセットがインテル Q67 Express、メモリは最大16GB。また、USB 2.0ポート8基を搭載するほか、オプションでグラフィックカードを追加することで、最大4台の独立したモニターに接続可能。

 「ThinkCentre M91」は、CPUがCore i3-2100、HDDは標準250GB、OSはWindows 7 Professional(32bit)正規版を搭載。

 「ThinkCentre M91p」は、CPUがCore i7-2600かCore i5-2400の選択、HDDはTower筐体は最大500GB、Small筐体は最大320GB、OSはWindows 7 Professional(32bit)または、Microsoft Windows 7 Professional (64bit)。

 価格は構成によって異なるが、「ThinkCentre M91p Small」でOSがWindows 7 Professional(64bit)、CPUがCore i7-2600、メモリ4GB、HDD320GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチなどの構成の場合、直販価格が18万600円となる。

 また、PCのパフォーマンスを高速化・最適化する独自プログラムの「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」に対応する。

 「ThinkCentre M91p」は、vProに対応するほか、PCへの入出力データを物理的に管理するUSBポート無効化機能、暗号化されたハードディスク・ドライブを容易に管理できるHardware Password Manager、暗号化キーやそのプロセスを管理するセキュリティチップ、Trusted Platform Module(TPM)などのセキュリティ機能も搭載する。

 なお、「ThinkCentre M91」「ThinkCentre M91p」ともモニターは別売りとなる。

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