第26次長期滞在クルー、無事帰還

2011年3月17日 11:30

 第26次長期滞在クルーのオレッグ・スクリポチカ宇宙飛行士、アレクサンダー・カレリ宇宙飛行士、スコット・ケリー宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-01M)は3月16日、無事地上に帰還した。

 ソユーズTMA-01Mはアメリカ東部夏時間3月16日0時27分(日本時間13時27分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、カザフスタン時間3月16日13時54分(日本時間16時54分)に、カザフスタンのアルカルイク東部に無事着陸した。

 着陸は順調に行われ、救助隊は着陸の数分後に雪原からソユーズTMA-01Mの帰還カプセルを発見し、カプセルから3名のクルーを抱え、外へと運び出した。第26次長期滞在クルーらは少し疲れた様子だったが、元気な姿を見せた。

 第26次長期滞在クルーのロシア人宇宙飛行士は健康診断のため、今後、モスクワ郊外にある星の街で数日間を過ごす予定となっており、NASA宇宙飛行士はアメリカに戻る予定となっている。

 なお、交代となる第27次長期滞在クルーのを乗せたソユーズTMA-21は、3月30日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定だったが、技術的な問題で、現在打ち上げが延期されている。

 写真=NASA。

 ■International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html

 【関連記事】
ソユーズTMA-20、国際宇宙ステーションとドッキング
ソユーズTMA-20、打ち上げ成功
ソユーズTMA-20、発射台へ
ソユーズTMA-20、打ち上げ準備開始
第26次長期滞在クルーと古川聡宇宙飛行士ら、バイコヌール宇宙基地に到着

関連記事

最新記事