NASA、東北地方太平洋沖地震の衛星写真を公開

2011年3月14日 12:00

 米航空宇宙局は3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地となった岩手県、宮城県、福島県周辺の衛星写真などを公開した。

 上の画像左側はNASAの地球観測衛星「テラ」(Terra)の中分解能撮像分光放射計(MODIS)が2011年2月26日に撮影されたもので、右側は同カメラが3月12日に撮影したもの。水は黒とダークブルー色で表しており、2枚の画像を比較すると、都市が津波にのみこまれているのがよく分かる。

 一方、下の画像も「テラ」(Terra)が3月12日に撮影したもので、左側は複数角度分光放射計(MISR)の自然色、右側はMISRの赤外線が捉えたもの。煙が上がっているのが分かるほか、どこが海岸線なのかが分からない状態だという。

 写真=NASA。

 ■NASA Imagery of the March 2011 Japanese Earthquake
http://www.nasa.gov/topics/earth/features/japanquake/index.html

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