過去10年で5番目 21年の水害被害額
2011年3月10日 12:00
国土交通省は9日、平成21年の水害被害額の確報値を発表した。被害額は全国で2860億円となり、過去10年で5番目に多い額となった、としている。
特に水害被害の大きかった都道府県は兵庫県、福岡県、山口県だった。
被害額のうち、台風9号によるものが1400億円と全体の5割近くを占めていたほか、梅雨前線による豪雨によるものも990億円と全体の3割強をしめ、これら2つの要因で9割を超えた。
また、水害による死者・行方不明者71人など死傷者は319人、被災建物棟数は全壊・流失の340棟を含め2万9379棟にのぼった。