モバイルPCの2011年春モデルが登場

2011年3月10日 12:00

 2011年のモバイルPC春モデルが続々と登場している。

 ソニーは、パーソナルコンピューターVAIOの春モデルとして、フルフラットでスタイリッシュなスリムデザインながら、高い基本性能と最長約8.5時間の長時間駆動を実現した13.3型ワイド液晶搭載のモバイルPC「Sシリーズ」を発売する。

 「Sシリーズ」は、厚さ約23.9mmのフルフラットのスリムデザインで、本体にアルミニウム合金とマグネシウム合金を採用することによって、高い堅牢性と約1.72kg(『VPCSB18FJ/B・W・P』)の軽量な筺体を実現。また、最新のCPU「第2世代インテルR CoreTM i5-2410M プロセッサー」やブルーレイディスクドライブ(「VPCSB19FJ/B』)を搭載し、パソコンとしての基本性能も充実している。さらに、スイッチひとつで処理速度の速い「SPEEDモード」と省電力の「STAMINAモード」を切り替えることができ、用途に合わせて効率的にバッテリーを使用することができるという。

 駆動時間は内蔵のバッテリーで最長約8.5時間、別売のリチャージャブルバッテリーパック(拡張用)と併用すれば最長約17時間(『VPCSB18FJ/B・W・P』)もの長時間駆動が可能。両立が困難な「高い機能性」と「高い機動力」をスタイリッシュな筺体に凝縮したモバイルPCで、ビジネス用途にもパーソナル用途にも使用できるという。

 一方パナソニックは、「レッツノート」2011年の春モデルを順次発売。新たなシリーズとして、15.6型フルHD液晶搭載の「CF-B10」をラインアップに揃え、3月11日より世界最軽量の大画面モバイルとして登場させている。

 また、日本ヒューレット・パッカードは3月7日、女性向けのミニノートPCとして、春らしいピンクをベースにしたチェック柄デザインの「HP Mini 210-2100 Special Edition」をはじめ個人向けノートPC5機種とLEDバックライト搭載の液晶モニタ3機種を発表した。同日からオンラインストア「HP Directplus」で、また3月7日より量販店で順次発売されている。

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