【銘柄診断】プレサンスは株式分割の権利取りと割安修正買いが相乗し急反発
2011年3月10日 12:02
★株式分割の権利取りで値幅効果も期待
プレサンスコーポレーション <3254> は、7700円高の24万8000円と反発している。前日9日大引け後に株式分割を発表、権利取りと割安修正期待の買い物が再燃している。
株式分割は、株式流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしており、合わせて全国証券取引所が進めている「売買単位集約化計画」に沿って単元株制度を採用し、4月1日から売買単位を100株とする。3月31日割り当てで1株を200株に分割する。
同社は、業績も順調に推移している。ファミリーマンション「ロジェシリーズ」やワンルームマンション、シニア向けマンションなどで好調な販売が続いていることが要因で、今3月期純利益は、28億6600万円(前期比8%増)と2期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。
株価は、今期第2四半期業績の上ぶれ着地で昨年来高値29万5000円まで7割高し、半値押し水準でもみ合っている。PERは6倍台、PBRは0.8倍と割安であり、株式分割の権利取りで値幅効果も期待できそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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