GAP旗艦店が銀座にオープン 日本最大級の売り場面積

2011年3月5日 13:06

 米カジュアル衣料大手の「GAP(ギャップ)」は3日、日本を代表するショッピングエリアである銀座(東京)に、「GAPフラッグシップ銀座」をオープンさせた。総売り場面積は、日本最大級の1435㎡。1Fと2Fがウィメンズ、3Fがメンズ、4Fがキッズ&ベビーで構成されたフロアで、同社が展開するすべての商品を取りそろえ、ユニクロやH&M、ZARAなど、カジュアル衣料大手他社がしのぎを削る銀座地区で、勝ち残りをかけて勝負する。

 新店舗は、旧店舗があった数奇屋橋のモザイク銀座阪急から徒歩1分もかからない好立地に位置する。GAPのロゴをイメージさせるモダンで存在感のあるブルーガラスと、GAPの世界観をイメージさせるクリーンで爽やかなクリアガラスのコントラストが印象的だ。

 同社によると、1Fには、スペシャルアイテムやシーズンテーマを象徴するアイテムを中心に展開する「ホワイトスペース」を常設し、最新のGAPを体感できるようにした。また館内は、ブランドのテーマである「Sexy&Modern」をキーワードに、モダンで魅力的なプレゼンテーションで統一され、居心地の良い落ち着いた空間にレイアウトされている。
 
 商品展開も、主力商品である「Gap」、「 Gapkids」、「 babyGap 」に加え、ラウンジウェアやアンダーウェアを持つ「GapBody」を含めたフルラインアップで展開されている。そのほか、ミラノのセレクトショップ「10 Corso Como(ディエチ・コルソコモ)」とのコラボレーション商品を、オープン記念として限定発売している。
 
 銀座地区は、国内外のファストファッション大手がひしめきあい、今や日本最大のカジュアルファッション商戦地区だ。近年は、中国を中心としたアジアからの観光客も多く訪れている。今回のGAP旗艦店のオープンにより、今後どのブランドが勝ち残っていくのかに注目が集まっている。

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