【銘柄診断】FPGは株式分割発表で直近IPO人気が再燃し急反発
2011年3月3日 10:47
FPG <7148> は、215円高の3295円まで上げて急反発している。前日2日大引け後に発表した株式分割が、直近IPO(新規株式公開)人気を再燃させ、分割権利取りと下げ過ぎ訂正期待の買い物を集めている。
株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで同社株式の流動性を高め、投資家層を拡大することを目的にしており、3月31日割り当てで1株を2株に分割する。
同社は、昨年9月に公開価格3300円で新規上場され、公開価格と同値で初値をつけ3600円まで買われたものの、上場人気の一巡で上場来安値2775円まで売り込まれ、公開価格を下回る不調な株価推移が続いた。
この間、発表した今9月期業績は、連続増収増益、連続過去最高純利益更新と好調に推移、今年1月に発表した今期第1四半期決算が、第2四半期累計業績対比で高利益進捗率で推移したことから、3360円までリバウンドし3000円台固めを続けてきた。
PERは8倍台と割安で、きょう3日から2011年のIPOがスタートすることも加わり、株式分割の権利取りから公開価格クリア・キープを目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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