【銘柄診断】地域新聞社は下げ過ぎとして極低位値ごろ株思惑が再燃へ
2011年3月2日 18:52
■分割落ち安値水準から下げ過ぎ訂正で一時ストップ高
地域新聞社 <2164> は2日、80円高の314円とストップ高まで買い上げられて急反発し、終値は28円高の262円と反発した。
2月24日に1対200の株式分割の権利を落とし、権利落ち妥当値を下回る215円まで売られ、下げ過ぎとして極低位値ごろ株思惑が再燃している。
同社の株価は、株式分割発表の今年1月17日から2月21日の昨年来高値5万5800円まで急伸した。ただ同社の今8月期業績は、インターネット広告などとの価格競争激化などが響いて連続減益が予想され、昨年12月開示の第1四半期決算も2ケタ減益となったことから、分割落ち後は材料出尽くしとして落ち妥当値を下回った。PERは12倍台、PBRは0.8倍台と下げ過ぎを示唆しているが、ストップ高水準で強弱感の拮抗が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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