ディスカバリー、恒久的多目的モジュールをISSに取付け

2011年3月2日 11:15

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているスペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)の搭乗クルーらは、ISSのロボットアームを使用し、恒久的多目的モジュール(PMM)の取付け作業を終えた。

 マイケル・バラット宇宙飛行士とニコル・ストット宇宙飛行士がロボットアームの操作を担当し、PMMはディスカバリーのペイロードベイ(貨物室)から取り出された後、アメリカ東部標準時間3月1日10時5分(日本時間3月2日0時5分)に、「ユニティ」(第1結合部)に取付けられた。

 PMM設置後、ステーション・フライトエンジニアのキャスリン・コールマン氏は「レオナルドは新しい場所に設置されたことをとても喜んでいると思います」と述べた。

 PMMは多目的補給モジュール(MPLM)の「レオナルド」を改造したもので、ISSに永久的に取り付けられ、主に倉庫スペースとして使用される予定となっている。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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