携帯電話の電磁波は脳細胞の活動に影響を与える
2011年2月26日 17:00
あるAnonymous Coward 曰く、
電源の入った携帯電話を耳に当てていると、アンテナに近い部分で脳細胞の活動が変化するそうだ(The Journal of the American Medical Associationに発表された論文、Reutersの記事、ITmediaによる翻訳記事)。
米国の国立衛生研究所の研究チームは、47人の健康な被験者に対して、電源を入れた状態と切った状態の携帯電話を耳に当て、それぞれ50分間にわたって脳の活動をスキャンしたそうだ。その結果、電源を入れた状態では、アンテナの近くで脳の活動を示すブドウ糖代謝が7%増加したという。これが脳細胞に何らかのダメージや悪影響を与えるものかどうかは分からないとのことだ。
スラッシュドットのコメントを読む | バイオテック | 携帯電話
関連ストーリー:
カナダ、オンタリオ州の小学校が Wi-Fi 使用停止を決定 2010年10月20日
バチカン放送の送信所周囲で発ガンリスク高まる報告書が出される 2010年07月20日
携帯の電磁波はアルツハイマー病に効くかもしれない 2010年01月12日
米でも携帯電話に「脳腫瘍のリスク」表記を義務付ける法案協議へ 2009年12月24日