スペースシャトル・ディスカバリー、明日最後の打ち上げ
2011年2月24日 11:00
スペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)の打ち上げカウントダウンはアメリカ東部標準時間2月21日15時(日本時間2月22日5時)に始まり、現在順調に進められている。
打ち上げに向けての準備について、ミッションマネージャー・チームの責任者であるマイク・ モーゼス(Mike Moses)氏は「カウントダウンの作業は順調に進められています。全てが順調で、私たちはミッションを楽しみにしています」と述べた。
また、打ち上げ時の天候も比較的良好である。シャトル天気予報チームのキャシー・ウィンターズ氏の報告によると、雷雨の可能性があるものの、打ち上げの確率は約80%である。
ディスカバリーの打ち上げは現在、アメリカ東部標準時間2月24日16時50分(日本時間2月25日6時50分)に設定されており、このミッションは恒久的多目的モジュール(PMM)とエクスプレス補給キャリア(ELC)、ヒト型ロボット宇宙飛行士「ロボノート2(R2)」をISSに運ぶ。
PMMは多目的補給モジュール(MPLM)の「レオナルド」を改造したもので、ISSに永久的に取り付けられ、主に倉庫スペースとして使用される予定となっている。
なお、ディスカバリーはこのミッションを最後に退役する予定。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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