【銘柄診断】イワキは今期史上最高利益の更新狙う、株価の出遅れが顕著になる
2011年2月22日 13:57
イワキ <8095> は値固めが最終局面を迎え、上離れのタイミングを模索する足取りだ。前2010年11月期は5%増収、64%増益と好調な決算だったが、今2011年11月期も売上げ530億円(前期5%増)、営業利益13億円(同2.6倍)とさらに飛躍する見通しだ。
医薬品事業では医療保険制度改革等の好影響を受けジェネリック医薬品が拡大傾向にあり、特に外皮用ジェネリック医薬品のシェア拡大を図る。医薬・香粧原料事業でもジェネリック医薬品原料及び医療用から一般用での販売が可能となったスイッチOTC医薬品原料の拡大を想定。
化成品事業は主要ユーザーである電子部品業界のアジアを中心とした需要の増加により、海外需要は今後も引き続き堅調に推移するものと予想される。今期の営業利益はこれまでのピーク1988年11月期の13億円に並ぶ水準で、利益の上昇は急ピッチだ。その割に株価の評価はPBR0.5倍と低い水準にとどまっている。上値余地は大きく広がっていると見ていい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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