スタンフォード大で「全二重無線」が開発される
2011年2月20日 17:00
90 曰く、
スタンフォード大学の研究者が、1つの周波数で送受信を同時に行える無線機を開発した(Stanford News、本家/.)。
仕組みとしては、2つの送信用アンテナと1つの受信用アンテナを1組として使い、2つの送信用アンテナからの電波が干渉によって打ち消しあう点に受信用アンテナを置くというものだ。プロトタイプでは半二重での通信と比べ、中央値で84%スループットが向上したとしている(Full-Duplex Wireless Design)。
無線で送信の終わりを知らせる「どうぞ」が不要になるということで、本家やEngadgetでは話題になっている(Engadgetの記事)。
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