Nokia に見捨てられようとも Intel は MeeGo 派を貫く姿勢をアピール

2011年2月17日 10:30

  danceman 曰く、

 バルセロナで開催中の Mobile World Congress で、Intel は今後もオープンソースのモバイルプラットフォーム「MeeGo」のサポートを続ける姿勢を明らかにした (Computerworld の記事本家 /. 記事より) 。

 先週、Nokia が Microsoft と提携し (/.J 記事)、これまで Intel と提携開発してきた MeeGo を捨てて Windows Phone へ乗り換えると発表したことに対し、Intel が不快感を露にすることとなった。副社長の Renee James 氏はプレスカンファレンスで、「Nokia には失望するが立ち止まっていられない」と話し、MeeGo の開発に参加する企業が多数いることを強調したという。企業リストに名を連ねていたのは Advanced Micro Devices、Texas Instruments、ST Ericsson、Orange、Telefonica、Sprint、Novell、Wind River など。Orange は、真にオープンなシステムを推奨する「(Intel の) ビジョンに共感したんだ」と話し、オープンソースとはいえ基本的には Google 内でのみ開発を進める Android に対する皮肉を滲ませたという。

 Intel は今年の末までには、Atom プロセッサ搭載の MeeGo タブレット機のリリースを計画しており、Nokia の離脱にも影響されることなく MeeGo フォンもリリースされるようだ。James 氏によれば、スマートフォンで Apple と Android から大きく出遅れてしまったが、3 番目の座を狙っているとのこと。

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