Blu-ray コンテンツのデジタルコピー規格「e-move」協議会、設立される
2011年2月16日 10:00
hylom 曰く、
ソニーやパナソニック、NEC といった機器メーカーと、エイベックスや松竹、東映、バンダイビジュアル、ディズニーといったコンテンツ企業 12 社が、Blu-ray コンテンツのデジタルコピー規格「e-move」の仕様検討や普及促進を行う「e-move 協議会」を設立するそうだ (AV Watch の記事より) 。
e-move はあらかじめ Blu-ray ディスク内に携帯電話などのポータブル機器向けの映像を収録しておき、簡単な操作で SD カードに著作権保護付きの映像データをコピーできる、というものらしい。西田宗千佳氏の記事によると、動画は「SD-Video」という形式でコピーされるそうで、SD カードスロットを備えた対応機器でしか利用できないとのこと。また、SD カードへの書き出しは 1 回のみとなる方向のようだ。
ただ、iPhone/iPod をサポートしないほか、解像度は最大で 640×360 ドット、最大ビットレートは 1Mbps と、近年高解像度化が進んでいる携帯デバイス向けにはやや非力な印象も受ける。CCCD の二の舞になりそうな予感もしないでもない。
スラッシュドットのコメントを読む | 著作権
関連ストーリー:
コピーコントロールCDだったら買わない人が3割 2002年11月01日
似非CD続々登場へ 2002年04月03日
AVEXがコピー防止機能搭載CDを発売 2002年03月02日