広告充填率が低下して厳しい状況におかれる iAd
2011年2月15日 12:00
ある Anonymous Coward 曰く、
TechCrunch の記事によると、先日ニールセンの調査報告で輝ける効果があったかのような iAd の実態は、広告充填率が低下する一方で、営業に問題を抱えているらしい。
広告を表示する全てのアプリにどれだけの広告を表示できるかを示す広告充填率について、18 % から 6 % にまで低下してしまったとするデベロッパもある一方、広告主らも高い広告料によって離れているという。このような泥沼に陥った状況は、スタート時前に行った広告主企業へのジョブスによるトップ営業の効果が切れてきたこと、高すぎる最低料金があるという。
また、Apple の考えは TV 広告費を iAd に移させるところにあるという。これが事実ならば Apple は TV 業界に喧嘩を売っているようなものであり、現在は盛んに Apple の製品の華々しいニュースを取り上げてくれている TV 局が、今後は取り上げてくれなくなる可能性があるのではないか、と気になるところである。
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