【銘柄診断】東日カーライフグループはストックビジネス強化で今期大幅増益へ
2011年2月15日 11:08
東日カーライフグループ <8291> の2011年第3四半期累計の業績は売上げが492億円と前年同期比横ばいにとどまった。ジャガー車を販売している子会社を昨年9月に譲渡、中核事業会社である東京日産自動車販売の販売もエコカー補助金の終了に伴う需要減及び店舗閉鎖などで販売台数は前年同期比4%減となった。
グループ全体でコスト削減に取り組み営業利益は2億7500万円の損失(前年同期6億7500万円の損失)と改善した。自動車関連事業では新車販売に引き続き傾注することに加え、車両保有の長期化から車検等の安定的需要が見込まれるストックビジネス(整備事業)を重視した取組みを行っている。
顧客の車使用期間が長期化する中、サービスメンテナンス、保険、リースなどのストックビジネスでの利益最大化(獲得量の増大と生産性向上)に注力していく。こうした効果などにより今期の営業利益は8億円(前期1億6200万円)の大幅増益を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・コナカは第1四半期決算を材料に後場から急伸し昨年来の高値(2011/02/14)
・【特集(1)】世界最大のSNS!『フェイスブック』のIPOは2012年?(2011/02/14)
・株はもとの古巣に帰る=犬丸正寛の相場格言(2010/12/08)
・押し目買いに押し目なし=犬丸正寛の相場格言(2010/12/03)
・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!(2011/02/02)