オリンパス社長にマイケル・シー・ウッドフォード氏が就任へ

2011年2月12日 16:50

■グローバル経営体制を強化

  オリンパス <7733> は、10日開催の取締役会において、マイケル・シー・ウッドフォードの社長就任を決議したと発表。マイケル・シー・ウッドフォードは、2011年4月1日に社長執行役員として就任し、同年6月29日に開催予定の定時株主総会および取締役会での決議をもって、同日付けで代表取締役社長に就任する予定。現代表取締役社長の菊川剛は、4月1日付けで代表取締役会長に就任の予定。

  同社は現在、「グローバル化のネクストステージへ」をスローガンとする2010年経営基本計画(2011年3月期~2015年3月期)のもと、グローバル競争力のある企業体質への転化を進めている。今回の人事は、グローバル経営体制を強化し、2010年経営基本計画に基づく戦略実行のさらなる加速化を図るもの。医療事業、ライフ・産業事業、映像事業、情報通信関連および新事業といった各事業が、世界の各拠点において市場環境と顧客ニーズに柔軟に対応しながらも、今後はオリンパスグループとして世界共通の経営ルール、情報管理、オペレーションを実施し、より機動的で効率的な事業基盤の構築を目指していく。

  マイケル・シー・ウッドフォード(1960年6月12日生まれ:出生地=英国マージーサイド州リバプール)は、オリンパスの英国子会社であるキーメッドに医療機器の営業として入社し、1991年に30歳の若さで代表取締役社長に就任して同社を飛躍的に成長させた。2004年にはオリンパスメディカルシステムズ株式会社の取締役に就任、また2005年にはオリンパスメディカルシステムズ・ヨーロッパの代表取締役社長を兼任し、組織の抜本的改革を実行することで収益拡大を実現してきた。またこの間、北米における医療事業および産業事業のビジネス統括も行ってきた。その後、オリンパス・ヨーロッパ・ホールディングの代表取締役社長に就き、欧州におけるオリンパスの全事業を統括するとともに、オリンパス株式会社の執行役員として、現代表取締役社長の菊川剛のもと、オリンパスグループのグローバル戦略を推し進めてきた。(写真=マイケル・シー・ウッドフォード:Michael C. Woodford)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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