MSがChrome向けにH.264再生プラグインをリリース
2011年2月3日 21:01
eggy 曰く、
マイクロソフトは、Google ChromeでH.264 HTML5動画を再生できるプラグイン「Windows Media Player HTML5 Extension for Chrome」をリリースしたとのこと(cnet Japan、The H記事)。
Googleは先月、ChromeがサポートするHTML5動画はWebMとTheoraのみとし、H.264 サポートをChromeから外すと発表していた。マイクロソフト側は、Googleの発表は「ウェブ動画に関して不安定で不確実な印象を与えた」と話している。
H.264はライセンス料が発生するが、Googleが昨年の5月にリリースしたWebMはロイヤリティー・フリー。現在H.264をサポートするのはマイクロソフトとApple、WebMをサポートするのはGoogleとMozillaという勢力図になっている。マイクロソフトは先月、Firefox(Mozilla)向けH.264プラグインもリリースしている。最終的に世の皆様はどちらを選択するのだろうか。現在のところ、火花を散らしながら両サイドの牽制が続いているといった様子。
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