ソニーの電子書籍リーダーアプリ、iTunes Storeから掲載拒否を受ける

2011年2月2日 19:40

  90 曰く、

 電子書籍業界では各社が競争を繰り広げており、例えばAmazon Kindleプラットフォームの専用E Inkハードウェア、iPhoneやBlackBerry、PC/Mac用各無料アプリケーション、といったように、「専用リーダー+無料のリーダーアプリ」という組み合わせが拡がっているが、ここにきてAppleがiTunes App StoreへのSony Reader用クライアントアプリケーションの掲載を拒否していたことが分かった。New York Timesも報じており、Sony Readerアプリ版のページで説明がなされている。

 App StoreではAppleによる審査が行われ、掲載されないアプリケーションは販売、配布、一般端末での実行ができない。NYTによれば、この掲載拒否の理由として「Appleを通さずにアプリケーション内でコンテンツを販売するものは許可されなくなる、加えて外部で購入されたコンテンツを取得するアプリケーションも許可されない」ということが挙げられているそうだ。

 しかし、この理由の後者を満たすAmazon KindleアプリはEngadgetによれば今も通常通り配布されており、またReaderのAndroid版アプリケーションも配布が続けられているそうだ。

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