Googleが打倒iOSに向けAndroidアプリ開発者を多数採用へ
2011年2月2日 21:32
danceman 曰く、
GoogleがAndroidアプリの充実を目的に、ソフトウェア開発者を多数採用する方針を打ち出したそうだ(本家/.、Wall Street Journal、IT WORLD記事)。
モバイル機器向けアプリが3年前に登場した時の市場総売上げは2億7千万ドルであったが、その後急成長し、Gartnerの予測によれば今年は150億ドル、来年2012年には250億ドルまで成長するとのこと。アプリ市場の成長に合わせて販売機会を増やしたいというのが理由の一つだという。
一方で、現在Appleアプリストア上で入手できるアプリは35万個以上あり、Android市場の10万個と比較しても3.5倍である。またダウンロード総件数に関しても、今月Appleが100億件を超え、Androidは昨年末やっと10億件を超えたところである。Appleに追いつくにはアプリの充実が急務なっている。
GoogleのプロダクトマネジメントディレクターBenjamin Ling氏が採用を指揮しているとのことだが、氏によるコメントはGoogleの要請で断られたとのこと。秘密主義のAppleに対してGoogleも秘密主義で対抗といったところか。
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