リコーの第3四半期は営業利益43%増となり通期の予想は据え置く

2011年2月2日 19:53

  リコー <7752> は2日の大引け後、第3四半期決算(4~12月・米国会計基準)を発表。売上高は前年同期比2.4%減の1兆4391億円、営業利益は同43.1%増の539.9億円となった。

  第3四半期は、画像&ソリューション分野はモノクロプリンターが減少したもののカラー機が増加。ネットワークソリューションは好拡大。産業分野では光学ユニットや電装ユニットが好調だった。

  3月通期の予想は据え置き、売上高が2兆200億円(前期比0.2%増)、営業利益は850億円(同28.8%増)。予想1株利益は48円24銭。第4四半期の前提為替レートは1ドル80円(通期では85円18銭)、1ユーロ110円(同112円65銭)とした。

  2日の株価は4日ぶりの反発となり、後場1182円(42円高)まで上げ、終値は1168円(28円高)とV字型の回復。昨年10月にやはりV字型の急落・急反騰で1091円の安値から大きく回復したことがある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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