プログレス補給船(41P)、国際宇宙ステーションとドッキング
2011年1月31日 18:00
1月28日に打ち上げられたプログレス補給船(41P=M-09M)はアメリカ東部夏時間1月29日21時39分(日本時間1月30日11時39分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。
第26次長期滞在クルーのアレクサンダー・カレリ(Alexander Kaleri)宇宙飛行士とオレグ・スクリポチカ(Oleg Skripochka)宇宙飛行士は、KURS自動ドッキングシステムの不調に備え、TORU手動ドッキングに切り替える準備もしていたが、プログレス(41P)の自動ドッキングは順調に行われ、ピアース・ドッキング室に無事ドッキングした。
これで飲料水、酸素、推進剤の他、長期滞在クルー用の衣服や実験ペイロード、アマチュア無線衛星「ARISSat-1」など、計2.7トン以上の補給物資がISSに届けられ、第26次長期滞在クルーらは今後、物資を全てプログレス(41P)から降ろす。なお、アマチュア無線衛星「ARISSat-1」は2月の船外活動で放出される予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - Living and Working
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html
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