京セラの第３四半期は営業利益３．２倍となり大幅な増収・増益に転換
2011年1月27日 18:12
■スマートフォン・太陽電池など伸びる
京セラ <6971> は２７日の大引け後、第３四半期連結決算（米国会計基準、４～１２月）を発表。売上高は前年同期比２４．４％増の９５６９億円、営業利益は同約３．２倍の１１９７．７億円となり、大幅な増収・増益に転換した。
発表では、円高の影響はあったものの、デジタルコンシューマ機器や産業機械、自動車向けをはじめとした部品需要の増加に加え、太陽電池の需要も国内外での補助政策が後押しとなり好調。機器事業も、スマートフォンを含む携帯電話端末向けの需要などが増加した。
３月通期の業績予想は据え置き、売上高は前期比１７．３％増の１兆２６００億円、営業利益は同２．３倍の１４７０億円、純利益は同２．６倍の１０５０億円。予想１株利益は５７２円１５銭。
２７日の株価は反発となり、終値は８４８０円（１００円高）。昨年１２月に戻り高値８８７０円をつけたあとは上下幅５００円前後でもみ合い、横ばい相場となっている。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
【関連記事・情報】
・【銘柄フラッシュ】ファナックが売買代金１位で昨年来高値となりキヤノンも高い（2011/01/27）
・東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合、株価は方向感なし（2011/01/27）
・日本水産は出遅れ感とＭＬ証券の積極判断でモミ合いを飛び出す（2011/01/27）
・【チャート・ワンコメント】神戸製鋼所は２月上旬の配当方針に注目（2011/01/27）
・【注目銘柄】東証第２部重複上場のヤーマンは主市場で５連騰（2011/01/27）