缶コーヒーで「富士山の日」をアピール

2011年1月17日 12:00

 全国各地方の自治体は、地域活性化のために様々な取り組みをしており、その内容は教育関連から産業振興、観光振興、環境、基盤整備、健康福祉など多岐にわたっている。

 そのなかでも静岡県は、県民が富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日として、2月23日を「富士山の日」とする条例を制定。1月から3月までの間、県民に富士山について理解を深めるため市町や民間と連携し、関連事業を積極的に展開している。しかし県民のなかでもまだこの「富士山の日」に対する認知が少ない。そこで活動を広めるために、飲料メーカーであるダイドードリンコ <2590> の協力を得て、PRロゴを印刷した缶コーヒー「ダイドーデミタスコーヒー富士山の日」を1月12日より県内の自動販売機で90万本発売している。同製品には「2月23日は富士山の日 静岡県」の文言と、富士山を模した県のキャラクター「ふじっぴー」を印刷。これにより富士山の日の周知を図るという。

 ダイドードリンコは自販機による売上が約9割を占めており、地域に密着した事業を展開しているため、今回に限らずあらゆる側面から地域活性化を応援している。例えば、各自治体との災害支援協定の締結や2003年より実施している日本の祭りへの協賛、さらに本社所在地、大阪市の市民協働の取り組みである「いっしょにやりまひょ大阪」への参加など。

 同社は今後も各地方自治体行政に協力し、様々な地域活性化活動を応援、積極的に展開していく。

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