ビクター、フルHDの3D映像を撮影できる「Everio GS-TD1」
2011年1月15日 19:20
日本ビクターは13日、左目用、右目用それぞれフルハイビジョン動画を3D映像として記録できる3Dハイビジョンカメラ「Everio(エブリオ) GS-TD1」を2月上旬から発売すると発表した。
同製品は、左目、右目の映像をともにMPEG-4 MVC形式、1920×1080iのフルハイビジョンで記録できる「1920フルハイビジョン3D記録モード」を搭載。3D放送で採用されているサイドバイサイド方式に比べて2倍の水平画素数で記録できるため、高精細感と臨場感を両立した3D映像が撮影できるという。
レンズには、家庭用ビデオカメラとしては業界最高水準の明るさの「F1.2レンズ」、撮像素子は1/4.1型で332万画素の「高感度B.S.I. CMOSセンサー」を左右独立して搭載。立体感のある3D映像の撮影や、暗くなりがちな3D映像を明るく撮影することが可能という。また、3D撮影での光学5倍ズームに対応する。
内蔵の液晶モニターは3.5型 の「グラスレス対応3Dタッチパネル」。3D撮影で必要な映像の奥行き感、飛び出し感を、専用メガネをかけずに確認できる。
また、独自の「バイフォニック」技術による「3Dサウンド」機能を搭載。マイク2機を本体の外側に離して配置することで、これまでのステレオ感を超える、立体感のある音響で録音できるという。
本体サイズは、幅102mm×高さ64mm×奥行き186mmで、バッテリーを含んだ重量は675グラム。64GBメモリーを内蔵し、SDXCカード/SDHCカード/SDカードでの記録に対応する。