オリンパス、“一眼に迫る”コンパクトデジカメの高級機「OLYMPUS XZ-1」
2011年1月13日 15:07
オリンパスイメージングは12日、コンパクトデジタルカメラ上級機「OLYMPUS XZ-1」を2月中旬から発売すると発表した。広角での開放F値が1.8の明るいレンズを搭載する。価格はオープン。
同社によると、「OLYMPUS XZ-1」では一眼の高画質に憧れながらレンズ交換を煩雑に感じる初心者や、一眼レフのサブ機としてレンズ交換ができなくても高画質でさらに小型軽量なカメラが欲しいという要望を意識した。
搭載レンズの「i.ZUIKO DIGITAL」は光学4倍ズームで、F値が広角で1.8、望遠側で2.5と明るい。同社がコンパクトデジタルカメラで「ZUIKO」の名を冠したレンズを採用するのは初めて。
撮像素子のCCDセンサーは、1/1.63型とコンパクトカメラとしては大型のセンサーを搭載し、有効画素数を1000万画素に抑えて高感度を実現した。
画像処理エンジンは、マイクロ一眼「OLYMPUS PEN」シリーズと共通の「TruePic V」を搭載。レンズ、撮像素子、エンジンともに暗い場所での撮影に強く、一眼に迫る高画質としている。
操作面では、「鮮やかさ」や「色合い」などを直感的に調整できる「ライブガイド」を採用した。上級ユーザーにも配慮し、レンズ周りのコントロールリングと背面十字キー周りのコントロールダイヤルで、露出、絞りなどを調整できる。
本体色はブラック、ホワイト2色で、3型の有機ELディスプレイを搭載する。本体サイズは幅110.6mm×高さ64.8mm×奥行き42.3mmで、重量は約275g。外部記録媒体は、SDメモリーカード(SDHC/SDXC)に対応する。
リチウムイオン充電池、充電用ACアダプター、USB/ビデオマルチケーブル、ショルダーストラップ、レンズキャップなどが付属する。
同社では、発売記念キャンペーンとして、初回販売分7,500台に「ZUIKO」のネームが入ったカメラクロスをプレゼントとして同梱する。